三代で守り継ぐ、「冷めても美味しい」仕出しの秘密
2025.10.20昭和20年の創業以来、「魚定」は三代にわたり、心を込めた手作りの仕出し料理をお客様にお届けしてまいりました。私たちは、単に「温かい料理」を提供するのではなく、「冷めても美味しい料理」を追求し続けています。職場やご家庭など、お召し上がりいただく場所は様々だからこそ、お弁当という形で最高の味を届けることに情熱を注いできました。
その秘密は、まず「味付け」への徹底的なこだわりです。お店で召し上がる出来立ての味を再現するため、少しだけコクのある、しかし強い香りを発しない絶妙な味付けを研究しています。これは、時間が経っても料理全体のバランスが崩れず、深い味わいを楽しんでいただくための大切な工夫です。
次に重要なのが「食感」です。お弁当は、時間の経過や温度変化によって、どうしても食感が失われがちです。魚定では、この問題を解決するために、素材の選び方、揚げる際の油の温度、衣の工夫など、様々な調理工程で試行錯誤を重ねています。冷めてもパサつかず、むしろ心地よい食感を保てるよう、熟練の技と知恵を凝らしているのです。
私たちは、伝統の味と技を守りながらも、若い世代のお客様にも喜んでいただけるよう、常に料理と真摯に向き合っています。お祝い事や会議、大切な法事法要など、さまざま場面で魚定の味をご利用いただければ幸いです。
